介護施設の導入事例

特別養護老人ホーム ファミリー 施設長 奥山明子様

2024.02.16

施設長 奥山様にお話をお伺いいたしました

1、ファミリーとは

ふれあいを大切に、明るい笑顔あふれる老人ホームを目指して、1993年に事業を開始した特別養護老人ホームファミリー。運営方針として、入居者の意志及び人格を尊重し、常に入居者の立場に立ったサービスを提供、明るく家庭的な雰囲気を有し、地域や家庭との結びつきを重視する、としています。

事業としては
・特別養護老人ホームファミリー(指定介護老人福祉施設)
・ファミリーショートステイ(指定短期入所生活介護事業)
・ファミリーデイサービスセンター(指定通所介護事業)
・ファミリーケアプランセンター(指定居宅介護支援事業)
・茨田ブランチ(総合相談窓口)
と多岐に渡ります。

1993年に開始した当時はほとんど特別養護老人ホームもなく、いわば地域の先駆けとして開始し現在まで30年近く事業を行ってきました。

2、導入のきっかけ

創業時から使っていた他メーカーの洗濯機がありました。

しかし、その洗濯機が故障も多くて故障後の修理に関してもちょっと時間がかかっており、作業が止まってしまうなど、対応もよくなかったことがあります。

そこから、入替えを考えていた時にちょうど岡村プロテックスさんからご提案をいただきまして、現状を把握した上で適切なアドバイスや、現状課題をどのように解決できるのかという内容に加えて、現場を見て現場の改善なども提案していただいたので安心感がありました。

入換え後、実際に現場の洗濯作業スタッフに説明や指導してもらったのですが、「このような洗濯現場では高温での乾燥を行うため、運用1つ間違うと火災発生の危険性があります。介護事業所で火災になったらどうなるかみなさん、当然わかりますよね?自分の1回の不注意でとんでもないことを引き起こすこともあるんです!」と強く説明されていたのを今でも覚えています。

話を聞くと、実際に介護現場で洗濯作業スタッフが作業を誤ってしまった結果、火災報知機がなって一大事になるところだったという現場経験があるらしく、経験の多さも信頼する1つの理由です。

そのような啓発活動や指導などは、現場作業を行うスタッフにはとても響きますのでありがたく感じています。

現在は自動洗浄投入システム(アクアウォッシュ)があるので楽ですが、当時は洗剤を11回スタッフが入れて洗濯するのが通常でした。時代の流れとともにいろいろと進化するのだなと思いましたが、時間をかけずに済むことでよりご入居者様に時間をかけれるようになることはありがたいですし、時間コスト削減につながることは積極的に取り入れていきたいと考えているので、自動洗浄投入システムには満足しています。

アイデアマン奥山様が開発した洗濯物運び台

自動洗浄投入システム

洗濯をした後に洋服やタオルを各それぞれの入居者様に渡すまでが洗濯作業なのですが、ここでは洗濯機と洗濯物置き場が違う階で距離もあるので洗濯物運び台を開発しました。移動もあるのでエレベーターも別途職員用に設計・設置されて現在稼動中とのことで、入居者様だけでなくスタッフも多くの負担なく気持ちよく働ける職場が大事と考えています。

導入している機種・台数

全自動洗濯機 WOー203 1台
全自動ガス乾燥機 OGー222 2台
全自動汚物除去機 WOFー81F 1台

 

日中はフル稼働している洗濯機と乾燥機

3、今後の展望

入居者様も働くスタッフもみんなが心地よく気持ちよく、名前のファミリーのように家族みたいに仲良く過ごすことができたらと思っています。

私自身、施設長とはいえ今も昔も現場の人間なので、現場の気持ちも本当にわかるし、入居者様の満足度を高めて期待に応えないといけないというのもわかります。その中で洗濯業務は欠かせないものになるので岡村プロテックスさんの力を借りながら、もっともっと現場も改善していけたらいいなと思っています。あまり難しいことやわからないこともありますが、笑顔を絶やさず元気にやっていきたいと思います、今後ともどうぞよろしくお願いします。

会社施設名:社会福祉法人 たらちね事業会 特別養護老人ホーム ファミリー

所在地:大阪府大阪市鶴見区安田2丁目1番27号

電話:06-6915-1717